葬儀の費用を抑えるポイント|後悔せずにムダだけ減らす賢い方法

葬儀でいちばん不安に感じやすいのが「費用」です。とはいえ、ただ安さだけで選んでしまうと、「もっとちゃんと見送ってあげたかった」と後悔につながることもあります。大切なのは、必要なものは残しながら、ムダな部分だけを上手に減らすことです。

この記事では、葬儀費用がどこにかかっているのかという内訳から、後悔せずに費用を抑える5つのポイント、知らないと損をする公的サポート、そして「やってはいけない抑え方」までをまとめました。読んだあとに「どこを削ればいいか」が具体的に分かる内容です。

こんな方に役立つ内容です

  • 葬儀の費用がどれくらいかかるのか不安な方
  • 安くしたいけれど、後悔はしたくない方
  • 使える補助金や割引があれば、もれなく活用したい方
  • 見積もりで「どこを削れるか」を知っておきたい方

著者|中野

藤井祭典

市川市で50年、地域の皆さまに寄り添ってきました。 “小さな葬儀社だからこそ、小さなところまで気づける”運営を続けています。
その現場感のある知見をもとに、市川市を中心とした葬儀に関する情報をを分かりやすくお伝えします。

目次

葬儀費用は「3つの柱」でできている

費用を上手に抑えるには、まずお金が何にかかっているのかを知ることが近道です。葬儀の費用は、大きく次の3つに分けられます。どこが膨らみやすいかが分かると、削るべき場所が見えてきます。

費用の柱主な内容
葬儀一式の費用式場・祭壇・ひつぎ・運営・人件費など
飲食・返礼の費用通夜振る舞い・会食・会葬御礼・返礼品
宗教者へのお礼お布施・戒名料(読経や戒名へのお礼)

このうち「葬儀一式」と「飲食・返礼」は、形式や人数しだいで大きく変わります。つまり、ここをどう設計するかが費用を抑える最大のポイントになります。

後悔せずに費用を抑える5つのポイント

1. 葬儀の形式を見直す(規模を小さくする)

費用にいちばん影響するのが葬儀の形式です。参列者を絞り、式の規模を小さくするほど、会場費や飲食費を抑えられます。代表的な形式と費用の目安は次のとおりです。金額はあくまで一般的な目安で、内容・地域・人数によって変わります。

形式特徴費用の目安
火葬式(直葬)通夜・告別式をせず火葬のみ約10〜30万円
一日葬通夜を省き告別式と火葬を1日で約30〜60万円
家族葬身近な方のみで通夜・告別式約40〜100万円
一般葬一般の会葬者も招く従来型約100〜200万円

選ぶときは「安いか」だけでなく、誰に見送ってほしいかを基準にすると後悔しにくくなります。参列してほしい方が多いのに直葬を選ぶと、後日の弔問対応がかえって負担になることもあります。

2. 祭壇・装飾のグレードを調整する

祭壇の生花の量や装飾のグレードは、費用を大きく左右します。基本プランに含まれる範囲を中心にし、追加オプションは「本当に必要か」を一つずつ確認しましょう。故人さまが好きだったお花にしぼるなど、メリハリをつけると満足感を保ちながら抑えられます。

3. 飲食・返礼品を人数に合わせる

会食や返礼品は「人数 × 単価」で増えていきます。参列者が少ない家族葬では、会食のグレードや品数を見直すだけで無理なく節約できます。持ち込みが可能かどうかも、あわせて確認しておくとよいでしょう。

4. 公営斎場を検討する

自治体が運営する公営斎場は、民営の式場に比べて使用料を安く抑えられることが多くあります。火葬場が併設されている場合は移動の負担も減らせます。空き状況や利用条件があるため、葬儀社に相談して段取りを確認しましょう。

5. 公的制度・割引をもれなく使う

健康保険からの補助金や、葬儀社の会員割引など、知っているだけで得をする制度があります。知らずに申請しそびれると、本来もらえるはずの補助を受け取れません。次の章で詳しく見ていきます。

知らないと損する公的サポート

故人さまが加入していた健康保険などから、葬儀費用の一部が補助されます。多くは申請しないと受け取れないため、忘れずに手続きしましょう。

制度対象・金額の目安
葬祭費国民健康保険・後期高齢者医療の加入者。自治体により1〜7万円程度
埋葬料健康保険組合・協会けんぽの加入者。5万円
葬祭扶助生活保護世帯など。自治体が定める範囲で葬儀費用を支給
会員割引・互助会事前入会で基本プランや物品が割引になることが多い

葬祭費・埋葬料は、葬儀の翌日から2年以内に、市区町村の窓口や勤務先の健康保険へ申請します。火葬のみの直葬では支給対象外となる自治体もあるため、事前に確認しておくと安心です。

やってはいけない「後悔する」費用の抑え方

節約を意識するあまり、かえって後悔につながるケースもあります。次の3つは避けましょう。

  • 「総額」を確認せず、安いプラン名だけで決める。基本料金に含まれないものが多く、最終的に高くつくことがあります。
  • 見積もりの内訳を確認しない。何が含まれ、何が追加なのかを必ず確認しましょう。
  • 必要なお別れの時間まで削る。後悔が残らないよう、形式は「安さ」より「納得」で選びましょう。

費用を抑えることと、ていねいに見送ることは両立できます。削ってよい部分と、残すべき部分を分けて考えるのが、後悔しないコツです。

納得して費用を抑えるなら、まず見積もり・相談から

費用を上手に抑えるいちばんの近道は、早めに見積もりを取り、内訳を確認しておくことです。事前に相談しておけば、慌てて高いプランを選んでしまうことも防げます。

「うちの場合いくらかかるのか」「どこを削れるのか」といった疑問は、藤井祭典の事前相談でお気軽にご確認ください。ご希望とご予算に合わせて、必要なものを残しながら無理のないプランをご提案します。

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よくある質問

いちばん安いのは火葬式(直葬)ですか?

はい、通夜や告別式を行わない火葬式(直葬)が最も費用を抑えやすい形式です。ただし、お別れの時間が短く、後日の弔問対応が増えることもあります。「誰に見送ってほしいか」を踏まえて選ぶと、後悔が少なくなります。

補助金はいつ申請すればよいですか?

葬祭費や埋葬料は、葬儀の翌日から2年以内に申請します。葬儀後、落ち着いてからで間に合いますが、申請しないと支給されないため、忘れないうちに手続きするのがおすすめです。申請先は加入していた健康保険によって異なります。

あとから追加費用が出ないか心配です。

見積もりの段階で「総額」と「追加でかかりうる費用」を確認しておけば、想定外の出費を防げます。プランに含まれるもの・含まれないものをはっきりさせておくことが大切です。不明な点は遠慮なく葬儀社に質問しましょう。

まとめ

葬儀費用を抑えるポイントは、形式を見直して規模を調整すること、祭壇や飲食・返礼を人数に合わせること、公営斎場や公的制度・割引をもれなく使うことです。
一方で、総額を確認せずに決めたり、必要なお別れの時間まで削ったりすると、後悔につながります。
大切なのは、削ってよい部分と残すべき部分を分け、「安さ」より「納得」で選ぶことです。

費用のことで困ったり迷ったりしたら、まずは藤井祭典までお気軽にお電話ください。
事前相談で見積もりや内訳を一緒に確認し、無理のないお見送りをサポートいたします。

監修者|高橋 亮

株式会社ディライト 代表取締役
高橋 亮

葬儀業界専門の集客支援や人材サービスを手がける株式会社ディライト代表。葬儀・供養分野に特化したWebサービス「葬儀の口コミ」「お墓の口コミ」などを運営し、業界のデジタル化を推進している。
著書『後悔しない葬儀とお墓選び』(クロスメディア・パブリッシング)はAmazon冠婚葬祭部門で1位を獲得。
2025年8月26日にはフジテレビ『サン!シャイン』にてコメンテーターとしてテレビ出演。

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