訃報を受けた直後に何をすべきか 市川市で最初の一時間に進めたい6項目

病院や施設から訃報の連絡を受けると、多くの方が「何から手を付ければいいのだろう」と強い不安を感じます。突然のことですので、頭が真っ白になるのは自然なお気持ちです。

この記事は、病院などから訃報を受けたご家族の目線で、「まず何を確認し、どんな順で動くと負担が減るか」を、市川市の手続きの流れに沿って整理しました。
ご不安な点があれば、市川市の葬儀社藤井祭典に、なんでもお尋ねください。

著者|中野

藤井祭典

市川市で50年、地域の皆さまに寄り添ってきました。 “小さな葬儀社だからこそ、小さなところまで気づける”運営を続けています。
その現場感のある知見をもとに、市川市を中心とした葬儀に関する情報をを分かりやすくお伝えします。

目次

訃報の電話を受けた直後に、まずやること

最初の数分は、感情が追いつかなくても構いません。ここだけ押さえると、その後の動きが楽になります。

  • メモを開いて、聞いたことをそのまま書く(日時・病院名・担当者名)
  • 折り返しの電話番号を確認する(担当部署の直通があることもあります)
  • 「いつ病院に行けるか」を決める(家族内で一人で抱えない)
  • 連絡する家族を2〜3人にしぼる(最初は最小限で大丈夫です)
  • 「搬送(お迎え)と安置」をどうするかを、早めに相談する準備をする

病院へ折り返すときに確認したいこと

病院からの連絡は情報量が多くなりがちです。必要なことを「質問の形」にしておくと、落ち着いて話せます。

確認したいこと聞き方の例目的
面会・来院の可否「いま伺う場合、何時ごろがよいですか」動ける時間を決める
担当窓口「担当の方のお名前と部署を教えてください」折り返しがスムーズ
死亡診断書の受け取り「死亡診断書はいつ、どこで受け取れますか」市役所の手続きに必要
所持品・貴重品「貴重品やお預かり品の受け取り方法はどうなりますか」紛失を防ぐ
支払い・退院の案内「事務手続きはいつ行えばよいですか」後日の負担を減らす

この時点で「葬儀の形」を決める必要はありません。まずは、書類の受け取りと搬送・安置の段取りを整えるだけで十分です。

病院へ行く前に、手元にあると助かるもの

  • 本人確認書類(運転免許証など)
  • メモとペン(スマホでもOK)
  • 印鑑(手続きで求められることがあります)
  • 落ち着いて連絡できる充電(モバイルバッテリーなど)

死亡診断書を受け取ったら、ここだけ確認

死亡届は、届書の右側にある「死亡診断書(または死体検案書)」に医師の記入と署名が必要と案内されています。以下の項目を確認することがおすすめです。

チェックするところ見方困りやすいこと
氏名・生年月日戸籍の表記と近いか漢字違い・旧字体
住所番地までの記載マンション名の有無など
死亡日時日付と時刻予約や日程調整の基準になる
医師の署名等署名・押印など不足があると手続きが止まる
書類の保管折れや汚れを避ける提出まで紛失しやすい

細かな不安がある場合は、病院の窓口で「市役所に出す書類なので、念のため確認したい」と伝えると、落ち着いて対応してもらいやすいです。

次に迷いやすいのは「搬送」と「安置」

訃報を受けた直後は、決めごとが多く見えて不安になります。ですが、最初に決めるべきなのは実はシンプルで、「どこへ安置するか」です。搬送は葬儀社に連絡し、安置先が決まると、その後の火葬予約や日程調整が前に進みます。

安置先の選び方

安置先向いているケース考えておくこと
自宅近親者で静かに過ごしたい住環境・同居家族の負担
葬儀社の安置室自宅安置が難しい面会の可否・面会時間
斎場の安置式や火葬の動線をまとめたい空き状況・利用条件

なお、火葬は法律上、原則として死亡後24時間を経過した後でないと行えません。急いで準備しても「その日のうちに火葬」とは限りませんので、日程は火葬場の空きと合わせて整えていきます。

藤井祭典でも、まずは搬送と安置を整え、その上で火葬予約や手続きを一緒に整理する形でご案内しています。分からないことは、分からないまま相談して大丈夫です。

死亡届

死亡の事実を知った日から7日以内に死亡届を出します。実際は葬儀社が火葬場の予約と届出の段取りを合わせて進めることが多いです。

提出の全体像(市川市)

項目市川市での案内補足
提出期限死亡の事実を知った日から7日以内7日目が休日なら翌日まで
事前に行うこと火葬場の予約死亡届の前に予約が必要と案内
受付窓口市役所第1庁舎市民課/大柏出張所/行徳支所市民課/南行徳市民センター閉庁時は市役所第1庁舎守衛室でお預かりが可能

死亡届の提出は、通常葬儀社が代行いたします。ご不安な点があれば、なんでもお尋ねください。

市川市斎場を利用する場合

市川市斎場の火葬料

市川市斎場の利用は、どの葬儀社に相談する場合でも検討できます。

区分市内居住者市外居住者
大人(15歳以上)6,750円(非課税)50,000円
小人(15歳未満)4,720円(非課税)34,000円

費用の負担を軽くする制度:葬祭費について

葬儀のあと、加入していた医療保険の種類によっては、葬祭費の支給を申請できる場合があります。市川市の国民健康保険は5万円、後期高齢者医療も5万円の案内があり、いずれも申請は原則2年以内とされています。支給はどちらか一方のみになります。

制度支給額申請期限申請先の目安
市川市 国民健康保険50,000円葬儀を行った日の翌日から2年以内市の担当窓口(案内に沿って)
後期高齢者医療制度50,000円葬儀を行った日の翌日から2年以内市の窓口または広域連合の案内に沿って

訃報直後は、申請まで手が回らなくて当然です。まずは火葬と葬儀の段取りを優先し、落ち着いてから「申請できるか」を確認すれば大丈夫です。

葬儀社へ相談するとき、決めていなくていいこと/伝えると助かること

葬儀社へ連絡する時点では、決めていなくてよいことが多くあります。必要なのは「状況の整理」と「搬送・安置」です。

まず伝えると助かること(これだけで進みます)

  • 故人さまのいる場所(病院名/住所)
  • お迎えを希望する時間帯(「なるべく早め」「◯時以降」などでOK)
  • 安置の希望(自宅/安置室/未定)

この時点で「後でいいこと」(気持ちが追いついてからで大丈夫)

  • 参列者をどこまで呼ぶか
  • 返礼品や料理の細かな内容
  • 式の演出や飾りの細部

電話で無料相談する

メールで葬儀の相談をする


よくある質問

まず病院に行けないのですが、どうすればいいですか?

まずは病院へ連絡し、「何時ごろなら来院できるか」と「死亡診断書の受け取り方法」を確認します。搬送の期限がある場合は、病院側から案内があります。来院が難しいときほど、葬儀社へ早めに相談して、搬送と安置の段取りを先に整えると安心です。

死亡届は誰が出しますか?

親族や同居人などが届出人になれますが、実際の書類準備や流れは、葬儀社が代行するのが一般的です。藤井祭典でも死亡届の提出から火葬許可証の取得まで行い、ご遺族様の負担を軽減します。

火葬はすぐにできますか?

火葬は原則として死亡後24時間を経過した後に行う決まりがあります。加えて、火葬場の空き状況も関係します。安置を整えたうえで、火葬予約の取れる日程から現実的に組むのが基本です。

まとめ

病院などから訃報を受けた直後は、悲しみと手続きが同時に押し寄せます。ですが、最初にやるべきことは絞れます。

(1)病院での確認と書類の受け取り →(2)搬送と安置 →(3)火葬予約と死亡届

の順で進めると、気持ちの負担が軽くなります。

市川市の手続きは期限がありますが、すべてを一人で抱える必要はありません。葬儀社や市の窓口に支えてもらいながら、「いま必要なこと」から、ゆっくり進めてください。

監修者|高橋 亮

株式会社ディライト 代表取締役
高橋 亮

葬儀業界専門の集客支援や人材サービスを手がける株式会社ディライト代表。葬儀・供養分野に特化したWebサービス「葬儀の口コミ」「お墓の口コミ」などを運営し、業界のデジタル化を推進している。
著書『後悔しない葬儀とお墓選び』(クロスメディア・パブリッシング)はAmazon冠婚葬祭部門で1位を獲得。
2025年8月26日にはフジテレビ『サン!シャイン』にてコメンテーターとしてテレビ出演。

シェアしていただけると励みになります
目次